アニコム パフェからのお知らせ
2023年9月1日
アニコム パフェ株式会社
ブリーダー様向け遺伝病検査
料金改定と検査項目追加のご案内
アニコム パフェ株式会社(代表取締役社長 大橋 健)では、ブリーダー様向けにご提供している遺伝病検査について、検査料金の改定と新たな検査項目の追加を実施いたしましたのでお知らせいたします。
遺伝病検査料金改定のご案内
遺伝病の撲滅に向けた、より一層の検査の普及を目指し、検査料金の見直しを行いました。
従来よりもお求めやすい価格となりましたので、検査をご希望の方はお問合せフォームもしくは、
弊社遺伝病検査パンフレット記載の遺伝子検査チームまでお問合せください。
猫全品種における検査項目の拡大
これまで猫種ごとに特定の検査項目をご案内して参りましたが、すべての猫種において、下記4項目の検査が可能となりました。
・多発性嚢胞腎(PKD)
・ピルビン酸キナーゼ欠損症(PK欠損症)
・肥大型心筋症(HCM)(A31P型)
・肥大型心筋症(HCM)(R820W型)
上記4項目をセットでお申込みの場合、特別価格で検査が可能となっております。
ご興味のある方は前述の方法にてお問合せください。
チワワ/チャイニーズ・クレステッド・ドッグにおける神経セロイドリポフスチン症(CL症)検査開始
神経セロイドリポフスチン症(CL症)は、生まれつきの代謝酵素の機能不全により、神経をはじめ全身の細胞に老廃物が異常に蓄積することによって起こる極めて深刻な遺伝病です。若齢(1~2歳)のうちに神経症状がみられるようになり、それが徐々に進行し最終的には亡くなってしまいます。CL症は様々な犬種での発症が知られていますが、原因となる遺伝子の変異が犬種ごとに特徴的です。現在知られているチワワのCL症は、MFSD8という遺伝子の変異が原因であり、先行研究およびアニコム パフェの調査では全体の約1%でキャリアが確認されており、流通頭数を考えると毎年数頭のアフェクテッドの子が生まれていると推測されます。
アニコム パフェではこの遺伝病撲滅に向け検査のご提供を開始いたします。