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迷子が発生した場合、家族との再会の第一歩は個体識別表示。
首輪のタグ、鑑札、マイクロチップ(※1)など、常にわが子の身元が
わかるよう備えておくことが大切。迷子札はデザインも豊富でさまざま
な種類のものが販売されているので、おしゃれを楽しむ感覚で、わが子
に合った迷子札を見つけてみましょう。
※1
どうぶつの個体識別を目的とした皮下埋め込み型の電子標識器具で、世界にひとつしかないIDナンバーを書き込んだ、超小型ICチップ。このナンバーをリーダーで読み取
ることで、登録された住所等の情報がわかる仕組み。装着する際の痛みは注射程度で、
どうぶつの身体に悪影響を与えることはないといわれている。 |
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公共機関に連絡、ポスターの設置、インターネットでの呼びかけ・・・・、
と迷子捜索にはさまざまな方法がありますが、わが子を特定できる特徴がきちんと伝えられなければ、効果は半減してしまいます。
日頃からわが子の毛色や傷などの特徴を捉えた写真を撮ったり、好きなもの・嫌いなもの、行きそうな場所などを記録しておくと、いざというときに役立ちます。
市販のプロフィールシートを利用すれば、手軽にわが子の詳細なプロフィールが記入できます。 |
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迷子になったら、まずは警察や保健所に連絡。電話ではなく直接訪ね、わが子を特定できる特徴をできるだけ具体的に伝えましょう。
遺失物法の改正に伴い、警察署に一旦留置されていたどうぶつは、家族が現れないと判断されればすぐに行政の保護施設へ連れて行かれてしまいます。早いところでは3日間で殺処分されてしまうため、とにかくすぐに保健所には問い合わせを!
ただし、保健所にはたくさんの犬や猫が収容されているため、判別が難しいのも事実。一度該当する子がいないといわれても、何度も連絡することが最悪の事態を回避するキーといえるでしょう。また迷子は思いもかけない距離を移動していることがあるので、複数の保健所に連絡することをおすすめします。 |
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多くの人に情報を呼びかけたことで発見につながったというケースは数多くあります。店や駅にポスターを貼ったり、インターネットで広く呼びかけましょう。
また地域の情報誌や新聞に掲載するのも一案。
捜索の手がかりだけでなく励ましの言葉が寄せられ、精神的なサポートになるはずです。
ただし、匿名性の強いインターネットでの呼びかけは、心ないイタズラや嫌がらせメッセージが舞い込むこともあるため情報公開は慎重に。 |
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動物病院や、捨て犬・猫の里親を探すボランティア団体やNPO法人、
また迷子捜索サポート活動をしている民間企業には、日頃からこうした迷子の情報が寄せられています。インターネットやペット関連の雑誌で連絡先を調べて、コンタクトをとってみましょう。迷子捜索の力強い味方になってくれます。 |