元気丸で行こう!

元気丸で行こう!

質問回答編  第2弾

「人間は人くさい?」「犬はフレーメン反応しないの?」などなど、読者からの質問にお答えします☆

皆さんから寄せられた質問にアニコムパフェがお答えする番外編・第2弾。
対談でお答えし切れなかった、対談後に届いた質問に、富士丸参加でお答えしていきます。

【におい】
富士丸はしばらく洗わないと獣臭くなると、父ちゃんが言っていましたが、ウチの屋外犬わんは、しばらく洗わないと獣臭くなり、もっと洗わないと雑巾(ぞうきん)臭くなります。犬は人よりもずっと嗅覚が鋭敏ですが、自分のにおいは気にならないのでしょうか。
また、においに慣れてしまった状態だと、においをかぎ分ける能力が落ちたりしないのでしょうか?

犬は人の100万倍から1億倍ものにおいを感知できるといわれ、ある特定のにおいだけかぎ分けるという能力も優れています。また、かぎ分けたにおいを選別し、記憶する能力にもたけ、この能力を訓練し、さらに鋭敏なものにして、人のために役立てているのが警察犬や災害救助犬です。
自分のにおいであれば、恐らくそれが気になって嗅覚が衰えてしまうことはないかと思いますが、ただ、汚れからくるにおいは、やはり衛生的にもよくないかと思います。また、体調不良により、体臭が変わることもありますので、においを含めた変化にはいつも気をつけて、身体もできるだけ清潔に保てるようにしてあげてください。

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人間も他のどうぶつからは「人間のにおいだな」「人間くさい」と思われていますか?
嗅覚(きゅうかく)が人よりも優れているといわれるどうぶつは、「人間のにおい」はもちろん、それぞれ個人のにおいもかぎ分けられると考えられています。

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犬はよく自分でおならをしてびっくりしていますが、どうしてでしょう?
おならの原因の多くは飲み込まれた空気で、それ以外は腸内細菌の発酵によってつくられるものです。食べ物の具合や体調によって、おならが出やすくなったり、腸で異常な発酵が起こると、においの強いおならが出たりします。
とくに食べ物をよくかまず慌てて飲み込んでしまうようなときや興奮や運動のあとは、飲み込む空気の割合は大きいと考えられます。いつもはそれほど出ないおならや、いつもと違うおならが出ると、犬もびっくりするかもしれません。
おならは健康のバロメーター。回数やにおいには気をつけてあげてください。

こんなにおいがしたら要注意(病気の兆候)というものはありますか?
正常な犬の身体のにおいは、あまり強いものではありません。身体から犬特有のにおいをわずかに感じるという程度が健康的なにおいといえます。
においの多くは、雑菌から発生するものですから、強い気になるにおいを感じたときは、衛生面も含め、全身の健康チェックが必要です。
強いにおいで疑われるものとしては、外耳炎、口内炎、歯肉炎、胃炎、皮膚炎、膿(うみ)、糖尿病、肛門腺炎などが考えられます。においが気になったら、まずホームドクターに相談してください。

071004-2%E8%80%B3%E6%8E%83%E9%99%A4%E9%80%94%E4%B8%AD.jpg ただ今、耳掃除中。

室内のトイレシートのおしっこやウンチのにおいは人間が気になるところですが、そのにおいを消すために、消臭剤やルームコロンのようなものを使っています。どうぶつにとって人工的な香りはどのように感じているのでしょうか?
嗅覚の鋭いどうぶつにとっては、人工的な香りはよいものばかりとはいえないようです。テリトリー意識の強いどうぶつは、場合によっては、そのにおいの上から自分のにおいをつけようと、かえってマーキングをすることもあります。わが子の状況をよく観察して、双方のストレスが少ない方法を見つけましょう。

犬と暮らす人や好きな方は、それほどにおいを気にしないかもしれませんが、嫌いな方にとっては、気になる場合もあると思います。犬と公共の場に出かける人も増えていますが、どの程度までにおいを消すケアをするのがよいでしょうか?
健康状態がよければ、あまり強いにおいはしないと思われますが、公共の場に出かけるときは、どんな子であっても事前にシャンプーやブラッシング、排泄を済ますなど、最低限の衛生面での配慮をしていただければと思います。
また、とくに犬の身体からにおいが立ち上りやすい場所は、肛門腺、耳、口、皮膚(ひふ)、生殖器です。強いにおいが出ていないか、清潔か、必ずチェックしましょう。
また、発情期の女の子は要注意です。においはかなり広範囲に広がるため、お出かけ先でケンカに巻き込まれたり、他の犬のケンカを誘発してしまう可能性があります。発情期や体調不良のときは、できるだけ外出を控えるようにするのもマナーです。

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散歩の際の電柱や草むらのにおいかぎ……できればやらないでほしいのですが、 少しはかがせてあげたほうがいいという話も聞きます。その辺はどうなのでしょうか? やはり、できるだけ止めたほうがいいのでしょうか。
散歩での電柱や草むらのにおいかぎは、ほとんどの犬でみられる仕草ですね。かがせたほうがよい、やめさせるのがよいというより、これは本能的な正常な行動の1つで、犬はにおいからたくさんの大切な情報を得ているのです。
例えば、草むらについた、あるいは空気中にただよう他の犬のにおいをかぐことで、自分の散歩ルートを、いつどんな犬が通ったか、男の子か女の子か、年齢は? 強いかどうか、その犬のテリトリーはどこかなど多くの情報を得ています。
場合によっては、その相手のにおいの上から排泄する(マーキングをする)こともあり、これは、相手の情報を受け取り、それに返事をしているのです。

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猫はくさいにおいをかぐと「フレーメン反応」をしますが、犬にはそのような反応はないのですか?
「フレーメン反応」とは、猫や馬があるにおいをかいだとき、鼻にシワを寄せて、口を半開きにする現象のこと。鼻腔後方にある鋤鼻器(じょびき *ヤコブセン器官とも言われる)で性フェロモンを認識したときに起こると考えられています。
犬にも鋤鼻器はありますが、フレーメン反応は見られず、鋤鼻器の中ににおいの受容体が発見されていないことから、犬の鋤鼻器は機能していないのではないかといわれているようです。

【その他】
犬は人間同様、鼻と口両方で呼吸できますか? 暑い日はハァハァとしんどそうです。犬も腹式呼吸ができるとずいぶん楽なのにと、いつもわが家の老犬を見て思います。
犬も人と同じように鼻と口の両方で呼吸ができます。ただ、犬の場合、体温の調節のために、口を開けてハァハァとあえいでいるような呼吸をして、舌や口の粘膜から熱を発散させているのです。大変そうに見えますが、人と違って汗腺が少ない犬にとっては、これが大切な呼吸方法です。この開口呼吸がうまくできなかったり、長く続きすぎてしまったりすると、体温がさらに上昇して呼吸だけでは体温調節がうまくいかずに熱中症になってしまいます。この体温調節機能は年をとるにつれて衰えていきます。とくに老齢犬は呼吸の様子を見ながら温度変化に気を配り、適温に調整してあげるようにしましょう。

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わが家のハスキー犬は夏バテでご飯を食べないときでも、セミだけは食べました。
期間限定、夏の珍味とは思うのですが、セミはおいしいのでしょうか?
ハスキー犬はセミが好きなのでしょうか? セミをたくさん食べても大丈夫なのでしょうか?

人間にも、たんぱく質豊富なイナゴや蜂の子、セミなどの昆虫(こんちゅう)を料理して食べる食文化がありますが、犬でもハスキー犬に限らず、セミなどの昆虫を食べる犬は少なくないようです。
ただ、日頃食べていないものを食べて消化不良などを起こす、あるいは昆虫がたまたま有害なものを浴びている場合、病気になる可能性もあります。また、口腔内をケガすることも考えられますので、食べないように注意されるほうが安心かと思います。

今年を締めくくる12月のテーマは「水とカラダのめぐり」。来月もお楽しみに!

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プロフィール 富士丸な日々

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