« タコバアバが描くどうぶつ家族は、あったかい。 | メイン | 木久扇師匠の愛娘・ハッピーの一風変わった○○ポーズ »
2008年03月28日
ローデシアン・リッジバックの死をきっかけに始まった“読書会”
「マリと子犬の物語」「犬と私の10の約束」など、昨年から人と犬との絆を描いた邦画が続いていますが、4月12日から東京を皮切りに全国で公開されるアメリカ映画「ジェイン・オースティンの読書会」でも、ドッグトレーナーの女性に寄り添う犬が静かに脇を固めます。
面倒見のいい、さわやかな女性ジョスリンの職業はブリーダー。彼女が愛するのは、「ローデシアン・リッジバック」という背中の毛のリッジ(隆起線)が特徴で、「アフリカン・ライオンハウンド」の異名をもつ筋肉質で勇敢な大型犬。日本ではまだメジャーではない犬種ですが、家族に忠実で情愛深い性格から欧米では家庭犬としても人気があります。
さて、ストーリーは、最愛の犬を失った悲しみにくれるジョスリンを元気付けようと、友人が“読書会”を計画するところから始まります。ちなみに“読書会”とは指定された本を前もって読み込み、飲み物や食事を楽しみながら意見を交し合うという会のことで、今アメリカではミドルクラスの女性を中心に空前のブーム。映画では、18~19世紀にかけて活躍し、恋愛、結婚、友情、社会的地位など昔から変わることのない人々の悩みを巧みに描いたイギリスの女流作家ジェイン・オースティンの6作品の読書会を追いつつ、女性5人+男性1人の参加メンバーがさまざまな想いや悩みをからませながら、自らの人生を見つけていく姿が描かれます。
途中、犬を愛したことのない登場人物の失礼発言が飛び出す場面もありますが(!)、さまざまな年齢、とくに熟年を迎える女優たちの厚みのある演技は秀逸で、「こんなふうに年を重ねていけると素敵だなぁ」と思わせてくれる一作です。
2007アメリカ映画/原作『ジェイン・オースティンの読書会』(白水社刊)/監督・脚本 ロビン・スウィコード/出演 キャシー・ベイカー、マリアベロ他
http://www.sonypictures.jp/movies/janeaustenbookclub/
(文・編集部)
投稿者 平松 あゆ子 : 2008年03月28日 09:47
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.anicom-pafe.com/mt/mt-tb.cgi/511
コメント
コメントしてください
イタズラや迷惑トラックバック防止のため、投稿いただいたコメントはスタッフの承認後のアップになりますので、あらかじめご了承ください。
